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シリコン樹脂

シリコン樹脂は、日本では1955年(昭和30年)に製造が開始されました。シリコン樹脂の製品で身近な物としては、発水効果がもっとも発揮される、雨傘やレインコートなどです。ゴム状のものから硬い樹脂まで幅広く使われています。耐久性が高いことから、建物の防水シールにも多く使われています。また、燃えにくい性質もあるため、プリント基板やコイルの絶縁部などの電気製品にも使用されています。医療の現場でも活躍し、酸素を透過しやすいとのことから人口肺などの医療機器にも使われています。

塗料としても使用

シリコン単独では塗料として使えないのですが、アクリル樹脂と反応させて作ったのが、アクリルシリコン樹脂です。付着力が強く、光沢が長持ちし、色あせがしにくいなどの特徴があります。人体にも安全であるとされています。