プラスチックガイド

住宅

住宅では、住宅用水道配管として、プラスチックの利用が始まりました。錆びない、腐らないという特徴を持つパイプが、昭和30年代初めから評判をよび定着していったのです。また安価で耐久性があるということで、雨樋も硬質塩化ビニル製雨樋が普及し、赤錆で不評だったブリキ製から置き換えられていきました。住宅の外観改善にも役立っています。カーポートの屋根材料としては、耐候性に優れたアクリルやポリカーボネート板が、FRPや塩ビ波板にかわって人気を集めています。

住宅窓枠

住宅の窓枠にも、プラスチック製品が使われています。プラスチック最大のいいところは、室内での結露がしにくいことと断熱性にすぐれているところです。塩化ビニル樹脂の熱伝達率は低いのです。アルミサッシから塩化ビニル樹脂に変わろうとしています。