プラスチックガイド

鉄道

国鉄が民営化されて以来、斬新なデザインの列車がたくさん登場していますが、ここでもプラスチックは多いに活躍しています。外装においては金属と同じ色を使用しているため、どの部分がプラスチックなのか見分けがつきません。種類としてはFRP(ガラス繊維強化不飽和ポリエステル)が使用されています。特長として、強度が高い上に大型の部品も成型しやすいこと、耐光性があり、塩害にも強く、燃えにくい性質などがあげられます。内装材にも多くのプラスチックが使われています。

列車内装

色が明るく傷がつきにくく、手入れがしやすいメラミン積層板が内装に広く使用されるようになりました。また、ポリウレタンフォームは、クッション材、断熱材、騒音吸収材として大活躍しています。