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射出成形

射出成形とは、注射器に似た原理を応用して成形品を作る方法をいいます。プラスチックの成形品を作られる方法としては、これがもっとも多く使用されれています。どろどろに溶けたプラスチック原料を高圧であらかじめ作られた金型流し込む方法です。原料にはポリエチレン、ポロプロピレンなど熱可塑性プラスチックが採用されます。米粒代にしたペレットを過熱て溶かし、型に入れた後に冷却・硬化させます。高架下ところで金型を開くと成形品がお目見えします。

射出成形は出来上がりの時間が短い

原料の投入から完成までの時間は、バケツを作るならわずか20秒、浴槽のような大型成形品でも4分で仕上げてしまうというすぐれものです。射出成形の特徴としては短い時間で、同じ品質の成形品を大量に全自動で製造できるという点が挙げられます。自動化できる=人件費が低く抑えられるということもあり、射出成形製品の製造コストはとても低くなっています。